□□□動画撮影スレ□□□　Part2

205 ：ぴーやま：2020/03/21(土) 11:40:38 ID:8JkxyJq6

>>203
PDX Hiroさん

500万・・・絶句。
医療費が原因で破産する人が多いという話しを思い出しました。
そういえばコロナの影響でWWE（プロレスですｗ）も観客ナシで開催するらしいですね。リングの上では濃厚接触ですが。。


>>204
フォギーさん

バイクで役立つ応急処置を学ばれるなら【山岳救助　講習会】でググってみて下さい。
山岳は『病院に搬送までの想定時間』が長くなりがちですので、全てそのまま適応するわけではありませんが、バイクと同じく高エネルギー外傷がつきものですので役立つ知識も多くあります。

肝心なのは「教科書は仮想の現実。実際にケース通りに事が起こるとは絶対に考えてはいけない」という点でしょうか。メカニズムを熟知し、知識の適応範囲を広げることが最も重要。
ここらはキャンプ・アウトドアも全く同じですのでご理解頂きやすいと思います。

話しの流れでバイク乗りに知っていて欲しい、今日のツーリングから役立つ応急処置を。
転倒し、自分で立ち上がって歩き回り「転けた〜！」
こうなれば良いのですが、起き上がれないという場合もあります。

同様の状況はバイクに限らず、自転車でも起こりますし、歩行者でも起こります。
今覚えるを主題にしましたので、簡単にまとめますが『普通では無い』という感じ。

この自らの感に従って『普通では無い』を感じたら、
１）まずは救急車の手配。近くに人がいたら「あなたが電話して下さい」と名指して指名して下さい。「誰か電話して」は誰も電話しません。（現在地で戸惑ったら、自販機があれば書いてありますし、なくとも電信柱の数字を伝えれば救急が把握できます）

２）倒れた人に声をかけますが”絶対に”横から声をかけない。（上向きに倒れていたら、真上から声をかける）

３）絶対に揺すらない・動かさない・路上でもそのまま救急車の到着を待つ。傷病者の意識があっても「動かないで、じっとして」
疾病者は動こうとしますが、自分で「じっとしなければ」と理解してもらうために繰り返し伝えましょう。

この三つだけ覚えておけば応急処置の最大の目的「病院搬送までに悪化させない」を維持して救急に託す公算が高くなります。
普通救命講習（AEDとか心肺蘇生）を受けた方は「横から声をかける」と習ったかもしれません。
この理由は『（声かけに）驚いて飛び起きるとヘッドバットを喰らう』のが理由なのですが、この理由は仮想想定が心室細動に限られているからです。

一方、交通事故全般、高エネルギー外傷の場合に考慮に入れるべきは脊髄損傷です。
横から声をかけると、反射的に横を向き・・・となるわけですね。
事故後の二次災害です。

脊髄が脱臼しても骨折してても、適切な治療ができれば大きな後遺症無く生活に戻れることが多いです。
が、骨の中を通る神経を損傷すると今までの生活に戻れなくなったり、ショックで死亡することもあります。

救急の方は固定を熟知していますので、救急車が到着するまでは、疾病者の今後の生活を左右するのが事故の発見者となります。
また、こういった場合は四肢などに派手な外傷を負っていることもありますが（手足が変な方向に曲がってたり、出血してたり）そちらに気を取られすぎないようにしてください。


使う機会が生涯訪れないに超したことはない知識ですが、路上に出る以上は知って置いた方が良いと思い書かせて頂きました。
ひょっとすると私を救うのがフォギーさんになるかも知れませんしね＾＾；